なかなか良くならない痛み
東京都町田市、町田駅より徒歩3分、
優しい施術で身体を癒す
オステオパシー整体 リベルテ接骨院・整体院の安藤です。
【五十肩とは?】
「急に肩が上がらなくなった」「服を着るときに肩がズキッと痛む」
そんな症状に悩まされていませんか?
このような状態は、一般的に五十肩ではなく正式名称として肩関節周囲炎と呼ばれます。
五十肩とは、肩の関節や周囲の筋肉・腱・関節包などに炎症が起きることで、
肩の痛みと動かしにくさ(可動域制限)が出る状態を指します。
【なぜ起こるの?】
はっきりした原因が分からないことも多いですが、
次のような要因が重なって発症すると考えられています。
年齢による肩関節周囲の組織の変性(40〜60代に多い)
猫背や巻き肩などによる姿勢の崩れ
血行不良や運動不足
過去の肩のケガ
ストレスやホルモンバランスの乱れ
炎症が起きると、動かすたびに痛みが出て、次第に肩を動かさなくなることで
さらに筋肉や関節が固まり、痛みと可動域制限の悪循環に陥ります。
【五十肩の進行段階】
五十肩は、大きく3つの時期に分けられます。
急性期(炎症期)
肩を動かすとズキッと痛み、夜中にうずくような痛みが出ることもあります。
慢性期(拘縮期)
炎症は落ち着くものの、関節が固まり、肩が上がらない・後ろに回らないなどの制限が出ます。
回復期
少しずつ動かせるようになり、痛みも和らいできます。
ただし、自然に治るまでに半年〜1年以上かかることもあります。
【日常生活で気をつけたいこと】
無理に動かさず、痛みが強い時期は安静を心がける
冷やすより、温めて血流を促すのがおすすめ(お風呂や蒸しタオル)
同じ姿勢を長く続けない
デスクワークの合間に肩や背中を軽く動かす
【自分でできる簡単セルフケア】
タオルストレッチ(可動域改善)
バスタオルを両手で持ち、肩幅より少し広めに構える
息を吸いながらゆっくり頭の上へ持ち上げる
痛みの出ない範囲で後ろへ引き、息を吐きながら戻す
→ 10回ほどゆっくり繰り返しましょう。
※痛みが強い場合は無理せず中止してください。
【まとめ】
五十肩は「放っておけば治る」と言われることもありますが、
実際にはそのまま固まってしまい、動かしづらさが長引くケースも少なくありません。
早めに炎症を和らげ、肩周りの血流と動きを整えることが大切です。