座りっぱなしでお尻や足に痛みありますか?

町田の整体院 安藤です!
【坐骨神経痛とは?】
「お尻から足にかけてビリビリとした痛みやしびれが出る」
そんな症状がある場合、坐骨神経痛の可能性があります。
坐骨神経とは、人の体の中で最も太く長い神経で、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先までつながっています。
この神経が何らかの原因で圧迫されたり、炎症を起こすことで痛みやしびれが出てしまうのです。
【原因になりやすいもの】
坐骨神経痛の原因は一つではありませんが、代表的なものには次のようなものがあります。
-
腰椎椎間板ヘルニア
-
腰部脊柱管狭窄症
-
梨状筋症候群(お尻の筋肉が神経を圧迫)
-
姿勢の悪さや長時間の座り姿勢
-
骨盤や背骨のゆがみ
-
冷えや血流の低下
とくにデスクワークの方や、運転時間が長い方に多く見られます。
【こんな症状があると注意】
-
お尻や太ももの裏がジンジンする
-
長時間座っていると痛みが強くなる
-
立ち上がる時や歩き始めに足が重く感じる
-
痛みで夜中に目が覚める
このような症状が続く場合は、早めに専門家の施術を受けることをおすすめします。
【自分でできる簡単セルフケア】
セルフケアの目的は「神経の圧迫を和らげ、血流を良くすること」です。
以下のようなケアを行ってみましょう。
① お尻のストレッチ
-
椅子に浅く座り、片足をもう一方の膝の上に乗せる(足首が膝に乗る形)
-
背筋を伸ばしたまま、ゆっくり体を前に倒す
-
お尻の外側が伸びているのを感じながら20〜30秒キープ
→左右どちらも行いましょう。
② 骨盤のゆらし運動
-
椅子に座った状態で、骨盤を前後にゆっくり動かす
-
呼吸を止めず、10回程度繰り返す
→骨盤の動きを良くして、腰やお尻の緊張をゆるめます。
【まとめ】
坐骨神経痛は「神経そのものの問題」というより、
その周囲の筋肉や関節のバランスが崩れることで起こるケースが多いです。
痛みを我慢して放置してしまうと、歩行や睡眠にも影響してしまうため、
早めに体のバランスを整えていくことが大切です。